ポーカーのポジションについて。SB、BB、UTG、BTNなどの役割について徹底解説します。

ポーカーの中でもっとも主流であるのが「テキサス・ホールデム」。

テキサスホールデムはプロップポーカーというカテゴリの一種で、プレイヤー全員が共通して使用する表の5枚カードと各プレイヤーごとに配られる2枚のカードの合計7枚を使って、役を作って勝負するゲームです。

ポーカーで遊べる人数は2人〜10人なので幅広い人数で楽しむことができますが、プレイする順番は決まっています。

このプレイする順番のそれぞれに「ポジション」といったものがあり、プレイ順に4種類のポジション分けがされています。

今回はそのポジションごとの有利・不利などの解説をしていきます。

ポジションごとに有利・不利があるので、どのポジションでも同じスタンスでプレイすると全然勝てないのでちゃんと覚えておきたいですね!

ポーカーのポジションについて

ポーカーのポジションは、全部で4種類に分類されています。

ディーラーボタンを獲得したプレイヤーの左の席から順番に

・ブラインドポジション
・アーリーポジション
・ミドルポジション
・レイトポジション

になります。ポーカーは相手の手札の強弱を読み、駆け引きを行うゲームです。

そのため、各プレイヤーのアクションを見てから判断が行える「レイトポジション」であれば、有利にゲームを進めることが出来ます。

ディーラーボタンについて

ディーラーと言う名称がついていますが、カードを配る役をやると言う意味ではありません。

ディーラーボタンは「レイトポジション」のBTNという、最後のプレイヤーを指し示すマーカーと理解すればいいでしょう。

ディーラーボタンはゲーム開始時にディーラーが各プレイヤーに1枚ずつカードを配り、配られたカードが最も大きいプレイヤーがディーラーボタンを獲得します。

ボタンを獲得したプレイヤーの左側の席についているプレイヤーが、最初にアクションを選択するプレイヤーとなるのです。

そこから時計回りで順番にゲームが進むので、ディーラーボタンを持ってる人は最後のアクションが行えます。

数字が同じ場合にはスート(絵柄)で決まる

ちなみに順番を決めるために配られたカードが同じ数字だった場合は、スートの強弱で順番を決めます。

スートとは、トランプの図柄のこと(ダイヤなど)を言います。

スートの強弱は、強い順に♤→♢→♡→♧の順となっており、最も強いスートは「♤」です。

数字とスートを利用することで、仮に同数であっても順位付けができ順番が決められるのです。

テキサスホールデムポーカーではUTGからスタートする

ディーラーボタンから3番目のプレイヤーをUTG(アンダー・ザ・ガン)と言います。

ポジションが決定したら、実際はUTGからアクションが開始されます。

というのもテキサスホールデムでは、最初のプレイヤーと2番目のプレイヤーは強制的にベットをする必要があるのでアクションができません。

なので、アクションの選択が行えるのは3番目のプレイヤーからということになります。

ポーカーの各ポジション解説

スモールブラインド(SB)

ブラインドポジションの1つである「スモールブラインド(SB)」。

このブラインドポジションには2人のプレイヤーがいますが、ディーラーボランから時計回りして一番近いプレイヤーがスモールブラインドと言います。

スモールブラインドのプレイヤーは、最低のベット額の半額を強制ベットする必要があります。

この強制ベットのことをブラインドと呼ぶため、ブラインドポジションというカテゴリに分類されます。

スモールブラインドの次にアクションを行うプレイヤーは最低ベット額を強制ベットするので、賭ける金額が小さい=スモールブラインドと覚えておきましょう。

また、スモールブラインドは比較的不利な位置にいると思ってください。

最初のアクションを行えるプリフロップ時は、ディーラーボタンの後にアクションが行えるので有利に見えますが、その後カードが3枚表向きに出るフロップからは一番最初にアクションを行う必要が出てくるので注意が必要です。

相手のハンドを予測する要素が最も少なくなってしまうので、守りの姿勢を強く意識するポジションと言えます。

ビッグブラインド(BB)

最低ベッド額を賭けるプレイヤーポジションをビックブラインド(BB)と言います。

順番でいうと、ディーラーボタンの左側の2番目のポジションがビックブラインドとなります。

プリプロップでは、スモールブラインドの後にアクションを決定できますが、プロップ以降は2番目にアクションを決定することになり、スモールブラインド同様に不利なポジションということができます。

こちらのポジションも守りの姿勢で挑むようにしましょう。

アンダー・ザ・ガン(UTG)

アンダー・ザ・ガン(UTG)はビックブラインドの後のポジションのことを指します。

アンダー・ザ・ガンはアーリーポジションに位置し、プリフロップでは最初にアクションの選択を行い、フロップ以降もアクション選択の順番が早いことからもSB、BBに続いてかなり不利な場所にいます。

ちなみに、アンダー・ザ・ガンの由来も「銃口を向けられているほど危険」と言われてるほど、ポーカーでは不利なポジションとなっています。

相手の出方が分からない状態でアクションを決めなければならないので、賭け要素が非常に強く、慎重な判断を必要とするポジションとなります。

ディーラーボタン(BTN)

もっとも選択の余地があるポジションが「ディーラーボタン(BTN)」です。

最後にアクションの選択をできることからポーカーでは最も有利なポジションとなります。

ディーラーボタンはレイトポジションに位置し、BTNと1つ前のカットオフ(CO)がレイトポジションに該当します。

全てのプレイヤーの選択するアクションを確認した上でアクションが行えるBTNは、優位性を大いに活用すべきポジションです。

相手の手札を予想しながら、しっかりと攻めることを意識してゲームを進めましょう。

カットオフ(CO)

カットオフはディーラーボタンの1つ手前のポジションを指す言葉です。

レイトポジションに位置し、BTNの次に有利なポジションと言えます。

ディーラーボタンを警戒しながらになりますが、前のプレイヤーの動向を確認した上で判断が行えるので、攻め主体の選択が可能になります。

ロージャック(LJ)

ロージャックは、ディーラーボタン(BTN)の3つ手前のポジションを指します。

ポジションはミドルポジションにあたり、アクションの順番的にはちょうど真ん中あたりですね。

ブラインドポジションやアーリーポジションより優位に立てますが、レイトポジションのプレイヤーに対してはアクションの確認できないので若干不利です。

自分の手札、他のポジションを意識しながら攻めと守りをバランスよく意識する必要があるポジションになります。

ハイジャック(HJ)

ハイジャックは、ディーラーボタン(BTN)の2つ手前に位置するポジションです。

ロージャックと同じでポジションはミドルポジションに当たりますが、先にロージャックのアクションを確認できるので、ミドルポジションの中ではやや有利な位置にあたります。

ハイジャックの後はレイトポジションの2人だけなので、この2人のプレイヤーを意識しつつ、前の順番のプレイヤーから得た情報を分析しながら勝負を仕掛けると良いです。

4つのポジション解説

ブラインドポジション

ブランドポジションは強制ベットを強いられ、アクションの選択順も早いことから不利なポジションとなります。

このポジションにはスモールブラインドとビッグブラインドのプレイヤーが位置します。

プロップ以降は最初にアクション選択を行うポジションのため、守りにも強い意識を置いた選択が必要になるポジションです。

アーリーポジション

10人でテキサスホールデムを行う場合は、アンダー・ザ・ガン(UTG)を含む3人のプレイヤーが位置するポジションをアーリーポジションと言います。

ベットする順番が早いのでブラインドポジションと同様、不利なポジションと言えます。

特にプリフロップでは最初にアクションの決定をするポジションです。常に守りに意識を払いながらプレイを進めることが必要になります。

ミドルポジション

10人でテキサスホールデムを行う場合は、ハイジャックとロージャックを含む3人のプレイヤーが位置するポジションをミドルポジションと言います。

ポジション的には、ブラインドとレイトポジションよりは優位だが、レイトポジションの動向が確認できないので、中間の立ち位置になります。

前の順番のプレイヤーのアクションを確認し、カットオフやディーラーボタンのプレイヤーの動向も気をつけながらゲームを進めましょう。

レイトポジション

レイトポジションは、後半でアクションの選択をことのできるポジションです。

カットオフ(CO)とディーラボタン(BTN)のポジションがレイトポジションとなります。

後半でアクションの選択ができることから、各プレイヤーの選択アクションを確認できるため有利となるポジションとなります。

他のプレイヤーのアクションを確認し、しっかりと攻めていきたいポジションになります。

ポーカーポジションのベットする順番

テキサスホールデムポーカーでは、プリフロップとフロップでベットする順番が異なります。

プリフロップ時

  1. アンダー・ザ・ガン(UTG)
  2. ロージャック
  3. ハイジャック
  4. カットオフ(CO)
  5. ボタン(BTN)
  6. スモールブラインド(SB)
  7. ビッグブラインド(BB)

本来であれば最初にプレイを行うはずのスモールブラインドに位置するプレイヤーは、強制ベットを強いられるためアクションの選択権がありません。

同様に強制ベットを支払っているビッグブラインドもアクション選択ができず、アンダー・ザ・ガンに位置するプレイヤーからプリフロップが始まります。

そして、レイズなどが入らないでそのまま順番が回ると、最終的にはビックブラインドがアクションの選択をしフロップに入ります。

フロップ時

  1. スモールブラインド(SB)
  2. ビッグブラインド(BB)
  3. アンダー・ザ・ガン(UTG)
  4. ロージャック
  5. ハイジャック
  6. カットオフ(CO)
  7. ボタン(BTN)

フロップ以降は、スモールブラインドのプレイヤーからアクションの選択を行います。

よって最終アクション選択プレイヤーは必ず、ディーラーボタン(BTN)に位置するプレイヤーになります。

ポーカーのポジションによる有利不利

各ポジションで有利、不利などをお伝えしましたが、ポーカーではポジションが勝敗を左右するカギとなります。

有名なプロのポーカープレイヤーがオンラインのトーナメントで、一度も自分の手札を見ずに優勝したという話があります。ポジションと相手のアクションによる洞察力だけで勝つことができるのです。

そのためポジションに応じた戦略をたて、勝負に臨む必要があるのです。

ベットする順番が早いと不利、遅いと有利

ベットする順番が早いと、相手のアクションが見えない。つまり、相手が強気でくるのか降りるのかなどの情報が一切わからないということです。

一方、順番が遅い場合、相手の動向を確認した上で判断を下すことが可能になります。

フォールドして降りるにせよ、レイズして勝負するにせよ、多くの情報を基に判断ができるため有利です。

ポーカーのポジションは参加人数によって変わる

テキサスホールデムは、2名〜10名でプレイが可能です。なので、プレイする人数によってポジションも異なります。

プレイする人数が少なければ有利不利の差は付きにくくなり、プレイする人数が多くなれば有利不利の差が大きいです。

プレイする人数によるポジションの変化は下記の通りです。

まとめ

相手のハンドを探る上で大きな手がかりとなるのがアクションの選択です。

ポジションによってそのアクションの選択が見える回数が変わるので、ポジションの位置によって戦略を変えてゲームに挑みましょう。

まずは、プレイ順が早いほど不利に、プレイ順が遅いほど有利にと覚えておき、徐々にそのポジションでの動きを慣れていけばよいと思います。

ちなみにこのプレイ順はゲーム毎に順番に変わっていくので安心してくださいね。

ポジションはポーカーを面白くする要素のひとつなので、適切な判断をしながらポーカーをプレイしていきましょう!

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